症状:目だけが疲れているのではなく、肩こりや首こりを伴っている疲れ目の場合は、目の周辺の指圧だけでは回復しません。
ツボ:天柱
治療:天柱は首の後ろの髪の生え際で、二本の太い筋肉(僧帽筋)の外側の凹みにあるツボです。疲れ目、肩こりをはじめ、頭痛や頭重、鼻詰まりなど多目的で重要なツボです。ここを、まず両手の四指を組んで後頭部にあてて下さい。親指の腹があたる部分がちょうどツボで、そのまま頭を後ろに傾けます。こうすると親指に楽に力が加わるので、自分一人でも効果的な指圧ができます。
天柱の指圧で神経の緊張がとれ、首・肩の血行が良くなり、疲れ目も治ってしまいます。首や肩がこりやすい人は、日頃からよく天柱を指圧して、コリのない状態にしておきたいものです。
セルフツボ療法「疲れ目」②